ダラダラ話したいんダ

田舎のおじさんが思ったことをダラダラ話すだけです

熊と人2

という事で熊がめっちゃ出る。

お察しの通りの秋田県民である。

学校からの熊の目撃情報は10月上旬以降ほぼ毎日届く。

一日二回とか目撃情報が届いて処方箋かってくらい。

いよいよもって人的被害も増えてきたし

北海道では若者が亡くなってしまう事態もおきてしまった。

 

私の居住エリアで目撃された日には思いっきり市街地なわけで。

そのため子どもの送迎が必要になるわけだ。

そらそうよね。

日も暮れて暗い夜道に熊がどこに潜んでるのかわからない。

うっかり近づいて熊さんビックリ。

で、ばっこり襲われたりしたらたまったもんではない。

 

熊の保護を訴える団体の女性の方が言うには

目撃情報のあった地域の住民は自宅から出ずに待機。

その上でほっといてうまく山に誘導すれば駆除の必要はないとかなんとか。

熊が山に帰るまで家から出るなって言われても

学校に行ってる子供たちは学校に待機なの?

毎日出るよ?

下手すりゃ朝晩出るよ?

学校行けなくない?

仕事も無理じゃない?

しかも熊は山と市街地を行ったり来たりしてるっぽいよ?

追跡しててもわりと見失うし。

どーしろってのよって思う。

 

苦情は着々と増えているらしく

報道することによって認知が増え

それに伴い増えているのではという分析もあった。

あれ?報道しなければ良いんじゃね?

駆除!?熊可哀そう!って脊髄反射的な苦情なんだから

調べてまで苦情言う人はごくごく僅かじゃない?

とか思うけれども、

こういった地方の現状も知っていただきたいとも思う。

まぁマスコミが飽きれば報道しなくなるだろうけど。

 

こういう問題に対する苦情って

現地に居住してる人が言うならまだわかる。

熊に襲われて尚仰られるなら本気なのだと思いもする。

しかし大半はそうではない旅人さんであろう。

住んでもいない、危険に身を晒してもいない人の意見は

なかなかに受け入れがたいよねぇ。

 

友人の祖父母は夫婦で熊にやられた経験がある。

祖父は顔の右側の耳から頬を

祖母は左脚のふくらはぎを抉られていた。

私がお会いした際は回復し元気でぴんぴんしていた。

耳欠けてるしふくらはぎ無かったけど。

 

知人の病院には熊におそわれたご老人が運ばれてきたとの事。

幸い命に別状はなかったようだが傷は深く残るようだ。

いかにして熊と闘い逃げおおせたか熱弁を奮っていたらしい。

 

友人の友人も熊に襲われ右腕がボロボロになっていた。

傷は残るが障がいが残るといった事は無いようだ。

 

熊出没注意の看板の下に熊の糞があったなんて話も。

 

報道されない被害というのは結構あって

ちょっと聞いていくとボロボロと出てきたりする。

 

麻酔銃の理想と現実というXのポストがやや話題になっていた。

 

麻酔銃で熊を山に帰すなら

法改正も必要なんでないの、これ。

特例を設けるとか。

 

簡単に駆除というのは乱暴な話であると思うが

そうせざるを得ない状況もあるわけで。

駆除を減らすなら

熊が山から出てこなくて良い環境にする必要があるのではと思ったり。

となると山の保全・環境整備・生態系の把握と管理とか?

どれだけの人員と費用がかかるのかわからないが

秋田県にそんな金なぞあるわけなくね?なんて考えると現実的でない。

まぁそろそろ雪も降ってくるだろうし。

なんぼなんでも冬眠する個体は増えるだろうから

熊の目撃情報も減ってくるだろうなぁと思う今日この頃

みなさんいかがおすごしでしょうか。